弊社のセンターノブとドアノブの違いについて説明します。
センターノブには弊社の製品と構造の異なるものがあります。
ここでの説明はあくまで弊社の製品に限る話で全てのセンターノブに共通する事ではありません。ご了承下さい。
『センターノブ』は『一般的な回転するノブ(Passage Knob )』と見た目は同じですが、機能や取り付ける場所が異なるノブです。
ここではセンターノブと一般的なドアノブの違いを説明します。
一般的なドアノブと比較して以下の様な違いがあります。
1.ラッチが無い(別途、錠を設置する必要がある)
2.ノブは回転しない
3.ドアノブよりも大きい
4.扉に取り付けるノブは外側(玄関の外側の面)だけ
私たちがドアノブと呼んでいる物は正確には『空錠(そらじょう)扉用ノブ』の事です。『空錠扉用ノブ』はラッチをドアにセットして使用するのでノブが回転する仕組みになっています。
センターノブはドアノブの一種ですが、ラッチを取り付けるノブではありません。またノブは回転しません。押したり、引いたりするだけの物です。取付は非常に簡単で扉に穴を開けて裏からボルトで締めるだけです。
扉の中央にセンターノブを取り付けて、別途鍵(本締り錠)を取り付けます。玄関を開ける際は鍵を開けてセンターノブを押して扉を開けます。(欧米は玄関が内開き。日本は外開き)
センターノブはドアノブに比べて大きいノブです。
大きさを比較するとソフトボールと野球のボール位の違いがあります。
ドアノブは通常、表と裏の両側にノブを取り付けます。
しかしセンターノブは玄関の外側の面だけに取り付けます。
また取り付ける位置も扉の中央に取り付けます。
ご購入頂いても当然1個しか入っていませんが、間違いではありませんのでご了承下さい。
センタードアノブは歴史のある金具でイギリスでは今でも歴史的な建造物等で使われています。
イギリス首相官邸の玄関扉もその内の一つです。是非参考にしてみてください。
イギリス首相官邸の玄関扉は最も基本的な扉金具の構成になっています。
・センターノブ(扉中央のノブ)
・レタースロット(郵便受け口)
・ドアノッカー
・numerals(番地を表す数字のプレート)